VPSとAWSを比較して違いをまとめるよ!特徴を解説して初心者にオススメを紹介

アキ

独学でプログラミングを勉強しながらWeb制作会社で働き、プログラミングのエンジニア講師も勤めた経験がある、アキです。

  • サーバーを立てたいけれど、VPSとAWSの違いがわからない
  • VPSをおすすめしている人、AWSをおすすめしている人どっちもいて混乱
  • 初心者が手を付けるとしたらどっちから?
  • それぞれ比較すると特徴があるの?

VPSとAWSの違い

VPSとAWSの違いを解説します。違いを簡単にまとめると、下記のようになります。

  • VPSは共用サーバー(基本、サーバーはネットワークに公開)
  • AWSは共用サーバー&クラウドサービス

VPSは共用サーバー(基本、サーバーはネットワークに公開)

VPS(Virtual Private Server)は日本語で「仮想専用サーバー」と言われます。VPSは、実際のコンピューター上に仮想的にコンピューターをソフトウェアで再現してそれを利用者に貸し出しています。 そうすることで、利用者はroot権限を持つことができ、自分でOSやソフトウェアの構成を自由に変更できます。利用者が使っているコンピュータを「インスタンス」と言います。

VPSはサービスの特性上、すべてのインスタンスにはグローバルIPアドレスが付与されています。そのため、設定次第では今使っているPCから簡単にアクセスができてしまいます。

AWSは共用サーバー&クラウドサービス

AWSは「VPS(EC2)」「Object Storage」「Database(RDS)」など、VPSに加えて色々なサービスを使うことができる「Amazonが運営しているサービス群」です。これらのサービスを組み合わせることで、強固なセキュリティで高性能なシステムを運営することができます。

ただ、料金体系が複雑なので、最初からAWSを選択すると「クラウド破産」と呼ばれる高額な使用料を発生させてしまうことになりかねません。クラウド破産の原因で多いのが「AWS APIキーの不正利用」「ネットワーク転送料金」「長期保存用の保存領域(Magnetic EBS)で大量のデータやり取り」などです。

また、AWSには色々余計な機能(上級者には便利な機能)が含まれていて、最初からAWSを選択するとそれが「AWSが提供している機能なのかLinuxが提供している機能なのかわからなくなる」時があります。

最初から言っておきますが、以上の理由からAWSは初心者にオススメできません

初心者はVPSから手を付けるのがオススメ

サーバー管理の経験があまりない初心者は、VPSから始めるとサーバー理解しやすく、料金面でも一定以上の額を請求されることはありません。 AWSなどのクラウドを使うと、使えば使う分だけ料金を請求されて、請求時にとんでもない額になってしまうこともありますが、VPSだとそのようなこともありません。 その他の詳しい理由は下記になります。
  • iptablesやfirewallなどネットワークのことを学べる
  • awsにはたくさん機能が使えるので、トラブルになった時に何が原因かわからない
  • awsは料金体系が複雑で、クラウド破産になってしまう可能性がある
  • 基本的な知識が無いと、機能を最大限使うことができない

iptablesやfirewallなどネットワークのことを学べる

サーバーを使う理由は「ネットワークを通して何らかの処理をさせたい」といった事があるかと思います。ネットワーク上には、正常にサーバーの機能を利用する者だけでなく、コンピュータウイルスに感染させようとするボット、クラッカーなどの不正侵入を試みる者など、様々な人と繋がっています。

そのため、LinuxにはOSには基本的な不正アクセス対策として、パケット(ネットワーク上の情報単位)を操作する機能があります。「iptables」と呼ばれる機能で、サーバーにやってきた情報をどのように処理するかを決めることができます。

OSインストールした直後に、このiptablesが有効になっていてSSHで使う22番ポートのみ通信出来るようになっている場合もあります。

80番ポート(「http://~~」でアクセスできるポート)を有効にしたかったり自分で操作することで、インターネットについての理解が深まり、どこで契約するサーバーでも管理出来るようになります。

awsにはたくさん機能が使えるので、トラブルになった時に何が原因かわからない

先程の話でfirewallが出てきましたが、awsではサーバーにアクセスして設定を変更しなくても、awsのネットワーク上に流れている段階でaws側がパケットを拒否してfirewallと同じような効果を得られる機能があります。

その他にもサーバーに情報が届くまでに、aws側が勝手に処理してくれるものもあり、いざトラブルになった場合それがawsに起因するものなのか、自分の管理するサーバーに起因するものなのかわからなくなってしまう時があります。

予めそのような余計な機能が存在しない環境を使うことで、トラブルになった時に原因を突き止めやすくなります。

awsは料金体系が複雑で、クラウド破産になってしまう可能性がある

AWSは使えば使う分だけ請求料金が上がっていきます。CPUの使用量、CPUの使用時間、メモリの使用量、メモリの使用時間、ネットワーク通信量、データ保存量、データ読み込み量、データ書き込み量、など事細かに料金が決められています。そして、全てにおいて使用量上限がありません。

つまり、使えば使う分だけ料金が無限に上がり続け、最終的に1ヶ月あたりどのくらいの料金になるのかわからないのです。場合によっては、1ヶ月に100万の請求をされてしまった人もいます。(AWSと交渉して特別に免除していただいたみたいです。)

企業にとっては、料金不足でサーバーが止まり機会損失してしまうことよりも、サービスを提供し続ける事が大事だったりするので、その場合はAWSが最も良い選択肢になりますが、個人なら料金面が一番大事だと思います。

VPSなら、どれだけCPUやメモリを使っても料金は一定ですし、ネットワーク量もかかりませんし、どれだけストレージを読み書きしようと、料金が上がることはありません。

基本的な知識が無いと、機能を最大限使うことができない

初心者はサーバーに触れてから時間が立っていないわけです。なので、サーバー管理でどういう面が面倒で複雑でシステム的に弱い部分なのか理解できていないわけです。

AWSの各種サービスは、サーバーの弱い部分を補ってくれます。例えば「AWS S3」というサービスはどれだけでーた保存しても容量がいっぱいにならず、大量のアクセスがどれだけ来てもパンクすることはない。という特徴があります。これを利用すると、サーバー負担を軽くしつつシステムが強固になり、画像や動画の配信などを簡単に行うことができます。

でも、この機能を初心者が見たって、その必要性が理解できないと思います。

AWSには、このようなエンジニア向けの便利な機能が無数に存在しています。この機能はVPSを使いサービスを運用出来るようになってから使えば十分です。

VPSの中でもConoHaが高性能で料金面も上限ありで安心

ここまででVPSの優位性が何となく理解できたと思います。そこで、VPSを使おうとおもったら、どこがいいか迷いますよね。

VPSは殆どの場合「初期費用」として、月額料金の1.5倍ぐらいの料金がかかります。ところが、ConoHa VPS は初期料金無料で使うことができちゃうんです。

ConoHaのメリットとして、「料金」「OS」「性能」の3視点から解説します。

  • 料金面
    • 初期費用なし
    • 上限ありの従量課金
    • プリペイド方式で使える
    • ネットワーク通信量で課金される事はない(料金は利用時間で決まる)
  • OS面
    • 使いたいOSを自分で選ぶことができる
  • 性能面
    • 全サーバーSSDで稼働
    • 512MBから64GBまで性能を選べる

料金面

先程も言ったとおり、ConoHaには初期費用がありません。いつ始めても、「1.0円/時」から使う事ができます。 そして、お金を予めクレジットカードや銀行振込で入金することで、その金額の範囲内でプリペイド感覚で使うことができます。

入金した金額を使い果たしてしまったときには、自動的にサーバーは停止します。

そうすれば、サーバーを終了し忘れてしまっても、一定以上の金額を請求されることはありません。

この特徴は私の知る限り、ConoHa VPS だけです!

OS面

OSはデフォルトで用意されているものとして、

  • CentOS
  • Ubuntu
  • Debian
  • FreeBSD
  • Fedora
  • openSUSE
  • Arch Linux
  • NetBSD
  • Open BSD

から選ぶことができます。また、自分でIMG形式でOSを用意してそこからインストール&起動することも可能です。

その他にも、予め最初からアプリケーションがインストールされた環境を作成することも可能です。

  • Docker
  • Larabel
  • Mastodon
  • Redmine
  • Redis

など、様々な環境をすぐに用意することができます。

性能面

メモリとCPUを8段階から選ぶことができます。最小は512MB、1CPUからで、最大64GB、24CPUまで拡張できます。 また、VPSの中でも珍しく、スケールアップ、スケールダウンを行うことができます。(ただし、512MBプランでは、スケールアップ、スケールダウンはできない)

VPSを起動した後は、まずsshとfirewallを設定しましょう

VPSを起動した後、すぐに行うべきことを順番に解説します。

  • ssh-keyの鍵認証でログインできるように設定
  • パスワード認証は禁止にする
  • rootとは別の管理用ユーザーを作成する
  • rootユーザーへのログインを禁止する
  • firewallで余計なポートを閉じる
  • 22、80ポートのみを開ける

まとめ

  • VPSはただの共用サーバー、AWSは共用サーバー+クラウドサービスという違いがあるよ
  • 初心者がAWSに手を出すのは色々なリスクがあるから、特別な理由が無ければ避けよう
  • VPSの中でもConoHa VPSが一番トラブルが少なくサーバーを触ることが出来るよ
  • 特に、料金面でプリペイド方式が使えるのが一番Good!