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wifiルーターの寿命は?判断方法と安定した通信環境の作り方まで

wifiの通信速度が遅かったり、不安定だったりして、 「もしかしたらwifiルーターの寿命なのでは?」と疑っていませんか? wifiルーターは小さい機器でありながら、24時間365日ずっと電源が入れっぱなしの機械です。 規格が追いついていなかったり、落雷や破損などで寿命を迎える事が多いです。 この記事では、wifiルーターはどのくらいが寿命で交換するべきなのかを紹介します。

ルーターの寿命は何年?

結論から言うとwifiルーターの寿命は、およそ4年です。 この年数は、実体験から使えなくなる期間と、apple社が公表している使用耐久年数が4年である出しました。 参考 Apple社でも使用想定年数ICT総研 寿命には下記のような種類があり、それぞれで寿命が異なります。
  • 機器本体の物理的寿命
  • 通信規格の寿命
  • セキュリティ的な寿命
  • 上記項目の総合的な寿命

機器本体の物理的寿命

機器本体の物理的寿命な寿命はおよそ10年です。 10年以上になると、「電源が入らない」「ランプが正常につかない」という事が発生するようになります。 wifiルーターは小さい機器でありながら、24時間365日ずっと電源が入れっぱなしの機械です。 しかし、部品点数が少なかったり、仕組みが簡単(PCに比べて)だったりして、寿命が長い場合が多いのです。 実際にも、8年以上使い続けているwifiルーターも存在するそうです。 排熱と湿気の対策がされているなど、使用条件が良く、初期不良がなければ、長い間使い続ける事が出来ます。

通信規格の寿命

通信規格の寿命は2〜6年です。 なぜなら、無線LANの規格は2〜6年ごとにより高速で高効率な規格が登場しているからです。
登場年 通信規格名称 速度
1997年 IEEE802.11 2Mbps
1999年 IEEE802.11b(11b) 11Mbps
1999年 IEEE802.11a(11a) 54Mbps
2003年 IEEE802.11g(11g) 54Mbps
2009年 IEEE802.11n(11n) 600Mbps
2014年 IEEE802.11ac(11ac) 6900Mbps
2020年(予定) IEEE802.11ac(11ax) 9600Mbps
新しい通信規格の高速通信に合わせて、アプリやWebデザイン、コンテンツ作成などは行われています。 これからたくさんのWeb上でコンテンツを楽しいだり、 ネットサーフィンをするには、新しい規格に対応した製品を用意していないと、 通信速度がおそすぎて、ページすら開く事が困難になったりします。 もし、古い機器を使っていて速度が遅かったりする場合は、通信規格の寿命を疑いましょう。

セキュリティ的な寿命

通信速度に関する規格だけではなく、セキュリティ的な規格もあります。 セキュリティ的な寿命は2~14年で、とても開きがあります。 今登場しているセキュリティ規格は下記の通りです。
登場年 セキュリティ規格名称 脆弱性の有無
1997年 WEP
2002年 WPA
2004年 WPA2
2018年 WPA3
無線LANのセキュリティで主流だったWPA2に脆弱性が見つかったため、 外から電波の内容が丸見えで、どんな通信をしているのかすべてわかってしまう状況になりました。 ファームウェアのアップデートやWPA3対応製品への交換が急がれています。 通販、オークション、クレジッドカードなどお金が関わる情報もネットには流れるし、 侵入されたネットを使われて犯罪をされたら、IP等の情報から犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあります。 自分の身を守るためにも、最新のセキュリティに対応した製品に交換した方が良いでしょう。 このように、機械が壊れる前にセキュリティの規格で寿命を迎えることもあります。

上記項目の総合的な寿命

ここまでの情報をまとめると、4年ほどでwifiルーターは寿命を迎えます。 wifiルーター販売各社でも、修理期間や使用想定年数として、3~4年と発表しており、 それくらいの期間ごとに最新の機器に交換することが理想なのです。 参考 Apple社でも使用想定年数ICT総研

ルーターの寿命で起こる症状

ルーターの寿命で起こる症状について紹介します
  • 電源が入らない
  • 通信速度が遅い
  • wifiの通信が不安定

電源が入らない

wifiルーターの電源が入らなくなった場合、それは寿命かもしれません。 コンセントを抜き差ししても電源が入らなかったり、 電源ランプがつかない等の症状が出た場合、交換か修理をする必要があります。

通信速度が遅い

wifiルーターを設置した頃よりも、通信速度が遅くなったと感じたことはありませんか? 時間帯や一時的に遅くなるのではなく、数日間連続して通信速度が遅い場合は、 内部部品の経年劣化で寿命の可能性があります。

wifiの通信が不安定

1時間ごとに、ネットに繋がらなくなったり、途切れたりする事がずっと続く場合、 寿命の可能性があります。 主な原因として、混信、ソフトの不良、設定のミスなどが考えられます。 いずれにしても、解決するのは玄人でなければ難しいので、 諦めて新しいwifiルーターを買いましょう。

ルーターが寿命かどうか判断する方法

ルーターが寿命であった場合、新しいのを購入するか修理するかしなければいけません。 その場合、多少のお金がかかるので、できる限り避けたいところです。 wifiルーターが本当に寿命なのか、下記の項目でをチェックしましょう。 それで、チェックに引っかかれば交換する必要性ありです。
  • wifiルーターを再起動する
  • 1台でwifiルーターに接続してみる
  • ファームウェアを最新にする
  • wifiルーターを使うわずに、直接モデムやONUに接続してみる
  • 無線LAN電波のチャンネルを変えてみる

wifiルーターを再起動する

寿命かどうか判断する方法の1つに、wifiの再起動があります。 一時的な不具合の場合は、再起動で治ります。 コンセントから抜いたあとに、10秒ほど待ってからプラグを挿します。 これでも改善出来ない場合、そのwifiルーターは寿命です。

1台でwifiルーターに接続してみる

たくさんのwifi機器がつながっていると、寿命と同じ不具合の症状が出ることがあります。 それを確かめるために、まずは1台だけwifiに接続してみましょう。 それで正常に動作する場合、単に接続台数が多すぎるということになります。 この場合、寿命ではありません。 性能の良いwifiルーターを新たに用意するか、接続台数をへらすようにすれば、解決出来ます。

ファームウェアを最新にする

無線の電波帯であるチャンネル選択するアルゴリズムに不具合があると、 混信によって通信が不安定になる事があります。 この場合は、ファームウェアを更新してアルゴリズムを最新にしてあげれば、 解決できる可能性があります。 製品によっては、ファームウェアの開発がストップしてることもあります。 その場合は、寿命と判断します。

wifiルーターを使うわずに、直接モデムやONUに接続してみる

wifiルーターに問題があるのかわからない場合、直接モデムやONUに接続してみる事で、 本当にwifiルーターの問題なのかを確かめる事が出来ます。 wifiルーターに問題がある場合は、正常に通信が出来ます。 モデムやONUに問題がある場合には、正常に通信が出来ません。 モデムやONUはプロパイダ側に修理や交換を依頼する必要があります。 自然故障であれば交換のための費用などは一切かからないので、 そのような症状が現れる場合には、今すぐ連絡をして交換してもらいましょう。

無線LAN電波のチャンネルを変えてみる

これは、中級者向けの設定になります。 混信による不具合の場合、無線LAN電波のチャンネルを変更することで症状が改善される事があります。 wifiルーターは再起動されると、自動的に最適なチャンネルを選択する機能がついている場合も多く、 本来なら手動で選択する必要はありません。 あまりに、チャンネルの変える頻度が多い場合は、 寿命と判断し、新しくwifiルーターを購入したほうが良いです。

ルーターが寿命を迎える原因

wifiルーターが寿命を迎える原因を紹介します。
  • 経年劣化
  • データ通信量の増加
  • 湿気
  • 衝撃等による破損
  • 落雷
  • コンデンサの寿命

落雷

電子機器は想定外の異常電圧に弱く、簡単に壊れます。 wifiルーターは24時間365日ずっとつけっぱなしな電子機器なので、 落雷等で異常電圧が発生した際には、壊れる危険性が高いのです。 複数wifiルーターを設置して、冗長化したとしても、同時に壊れてしまう事が多いです。 対策として、「雷タップガード」を設置する方法があります。 雷タップガードは、突発的な電圧が発生したときに抵抗値が極端に下がり、 雷の電流を電子機器に流さないようにすることで、 故障を防ぐ事が出来ます。 200円未満で手に入れることが出来ますし、設置もコンセントに挿すだけなので、 ぜひ購入して対策しておきましょう。
この記事を書いた人

自身がプログラミングを独学で勉強し始めて躓いた経験を元に、これから勉強をする人に向けに「イラスト多めでわかりやすい記事」にこだわって情報を発信しています。

現在はフルスタックエンジニアとしてサービス開発などのお仕事をしています。