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トライバンドとは?デュアルバンドの違いからおすすめの無線lanまで

最近は、スマホや家電などたくさんの機器がwifiを通してインターネットに繋がります。 接続機器数が多いので、従来の無線LANだと対応出来ないことがあります。

トライバンドを使うと、そのような問題を解決して、今までに無い数の周辺機器と同時通信を行うことができるようになります。 「トライバンド対応ルーター」は2015年頃から登場しはじめました。これからほとんどの機器がトライバンド対応になっていくと思います。

ところで、トライバンドとは何なのでしょうか? 「トライバンド」とは、1台で3つの周波数帯を使って通信する技術のことを言います。

この記事では、「トライバンド」についてもっと詳しく解説していきます。

トライバンドとは?

「トライ」は「トリオ」「トライアングル」等の言葉から意味のように、「3」という意味があります。 「バンド」は「帯」という意味です。

つまり、トライバンドとは、1台で3つの周波数帯を使って通信する技術のことです。

トライバンド対応ルーターを使うと、今まで不可能だった有線LANよりも速い速度で通信することが可能になります。

今までの無線LANは、2.4GHzと5GHzの2つの帯域を使って通信を行っていました。これをデュアルバンドといいます。 デュアルバンドが主流の頃は、1つの無線LANに対して1つのPCをつなげる事で想定されており、スマートフォンやタブレット等のwifi機器を大量につなげる事は考えられていませんでした。大量のwifi機器がつながると、パフォーマンスは大幅に低下し、ネットへの接続自体もままならない状況になってしまうことも珍しくありません。

しかし、最近の無線LAN、特にトライバンド対応の機器は複数同時接続に加えて同時通信することが想定されて作られているので、通信のパフォーマンスや安定性は大幅に向上しています。

トライバンドの運用の難しさ

一見、通信速度がこれまでにないほど高速化され、たくさんの機器がつなげるようになり、いい事ずくめに思えますが、実はそうではありません。 トライバンドに使う電波帯が、気象観測や航空レーダーなどの公共事業用周波数と被っているという問題があるのです。

当然、無線LANよりも気象観測や航空レーダーの方が重要度が高いので、この電波が使われていることを検知して即座に無線LANから発信する電波を停止しなくてはいけません。

規定では、「移動予定の別のチャンネルで公共のレーダー波と干渉しないかどうかを60秒間監視してからでないと電波を出してはいけない」とされています。 これでは、せっかくのトライバンドがほとんど高速化の約に立ちません。

まずは、気象観測や航空レーダー等の公共電波を即座にキャッチ&解析して、干渉の無い別の周波数帯の電波に自動移行するシステムの開発が必要だったのです。

20~30台もの端末を同時接続できるトライバンド

デュアルバンド対応wifiルーターの場合、同時接続機器数は10台ぐらいです。更に、同時にwifi通信を行う場合、3台ぐらいが限界です。それ以上の端末で通信を行うと速度が落ちてしまいます。これは、電波のチャンネル数の制約と、ルーター内の処理速度が追いつかないことが原因です1

それに対して、トライバンド対応wifiルーターの場合、電波のチャンネル数の制約とルーター内の処理速度のどちらとも強化されているため、 20~30台も同時接続を行うことができ、同時に通信をしても3台よりもっと多い機器通信速度に変化があまり見られず快適に通信ができるようになります。

トライバンド対応wifiルーターを使うメリット

トライバンド対応wifiルーターはとても高スペックです。通信電波帯、2.4GHzと5.0GHz(2種類)の計3種類使い、安定性高速性を大幅に改善されています。 2.4GHzで低速ながらも遠くまで安定した電波を届け、5GHzですぐに電波が弱くなるけれど超高速な通信環境を提供してくれます。 トライバンドは、その2種類の電波を使い分ける高性能なCPUを搭載し、その機能を十分に発揮できるアンテナが数多く搭載されています。

Wi-Fi電波周波数帯の特徴
2.4GHz帯  速度は遅いが、障害物に強い 5.0GHz帯  速度は早いが、障害物に弱い

トライバンド対応wifiルーターをおすすめする人・おすすめしない人

ここまでトライバンド対応wifiルーターについて説明されると「じゃあ、全員トライバンド対応wifiルーターでいいじゃん!」っていう気持ちになりますよね。 でも、このルーターをおすすめする人、しない人がいます。それをここで解説します。

まず、トライバンド対応wifiルーターをおすすめする人は、「接続機器数が多く、通信容量が多い人」です。具体的には、下記の様な状況にある人です。

  • とにかく速度優先で安定性の高いインターネットを求めている人
  • wifiに接続するガジェット類が大量にある人
  • 周りに無線LANが大量にあり、電波が干渉して不安定になっている人
  • NAS等で家庭内LANを運用して、大量のデータ通信を行っている人
  • チャンネル設定やVPN設定等、細かくwifiの設定を行いたい人

トライバンドルーターは、アンテナを4本を備え、最大速度2167Mbpsという、環境によっては有線LANよりも速い速度で通信ができる製品もあります。

ここまでは「おすすめする人」を解説してきました。ここからはおすすめしない人を解説します。 まず、トライバンドルーターのデメリットを解説します。

  • 価格が高すぎる
  • 高性能過ぎて性能を持て余す
  • 対応製品が少ない

amazonで見ると、トライバンド対応ルーターは最低価格の製品でも1万円以上(2019/5/28現在)しますし、家族で使えるしっかりとしたものを買おうと思えば、3万ぐらいはするのが現状です。

まとめ

トライバンドと、それの対応wifiルーターについて解説しました。 トライバンドは大量のガジェット類がある人や、とにかく速度を求める人にはおすすめのルーターです。

ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?


  1. http://q.hatena.ne.jp/1396952603 
この記事を書いた人

自身がプログラミングを独学で勉強し始めて躓いた経験を元に、これから勉強をする人に向けに「イラスト多めでわかりやすい記事」にこだわって情報を発信しています。

現在はフルスタックエンジニアとしてサービス開発などのお仕事をしています。