VPSとは?

VPSとは?

VPSとは「Virtual Private Server」の略で、日本語訳すると「仮想専用サーバー」です。「専用サーバー」という言葉の通り、専用サーバーに近い感覚で使うことが出来ます。

root権限があり、自分で好きなソフトウェアを導入しサーバーを構築することが出来ます。

VPSはデータセンターでサーバーの利用形態の1つ

Linuxサーバーを使うは、主に4種類の方法があります。

  • レンタルサーバー
  • VPS
  • 専用サーバー
  • クラウド

レンタルサーバー

1台のサーバーを複数人で共有するレンタルサーバーは、root権限が無いためRubyやJavaを動かし自分で好きなアプリケーションを運用することが難しく、あまり使われません。価格は年1,543円(月129円)からと大変安く利用できますが、アクセスが集中したり、サーバーの負荷が上がるようなプログラムを動かしていると、運営からプログラムを止められたりします。

VPS

1台のサーバーを共有するのはレンタルサーバーと同じですが、VPSにはroot権限を使うことが出来、自分の好きなように環境をカスタマイズすることが出来ます。プログラム開発をするために必要なライブラリやGit、Ruby、bundlerといったツールを無制限にインストールすることが可能です。 データセンターにサーバーが存在し、ネットワーク速度が高速で安定しているため、ソフトウェアのインストール速度がとても早く、快適に使うことが出来ます。

デメリットとしては、物理サーバー1台を複数人で共有しているので、共有者の誰かが高負荷のプログラムを実行しているとその影響を受けてしまう可能性があることです。

専用サーバー

物理的にサーバーを1人1台で使うことが出来ます。専用サーバーを使えばVPSのように他人のプログラム負荷の影響を受けることはありません。 セキュリティやコスト面的に優れている場合、選択するほうがいいと思います。個人開発や勉強用としては高額すぎるので、「そういうのがあるんだな」程度に思っておけばいいです。

クラウド

VPSよりも柔軟性のあるサーバー利用形態です。通常はVPSよりも若干高くなります。

VPSと違うところは、

  • 転送量ごとに課金
  • サーバーのスケールアップが可能
  • DNSサーバー、ストレージ、回線、ルーター、サーバー等Web運営に必要な機器を仮想化

して使うことが出来る点です。

VPSの場合は、共有のサーバーを借りるだけです。そしてローカルIPを使ったり、ルーターでルーティングしたりといった事は出来ません。 しかし、クラウドの場合は、ネットワーク機器の殆が仮想化され、利用時間に応じて課金される仕組みになっているので、VPSよりも自由度の高い設計を行うことが出来ます。

VPSとは1台のサーバー上に仮想のサーバーを立てて複数のユーザーに割り当てる

ここまでで、VPSの概要はわかったと思います。ここから、VPSが具体的にどのような仕組みで動いているのかを解説します。

TODO

VPSに比べて専用サーバーはどのくらい高くなるのか?

さくらの専用サーバーの場合、

  • リージョン – 石狩 第2ゾーン
  • CPU – Xeon 4Core 3.4GHz
  • OS – CentOS 6 64bit (標準構成)
  • メモリ – 8GB
  • ストレージ – SATA 1TB x2
  • グローバル回線 – 100Mbps(ベストエフォート)

で、初期費用:86400円、月額利用料金:9720円でした。

一方で、同じ8GBのVPSでは下記のような値段になります。

  • リージョン – 石狩 第2ゾーン
  • CPU: 仮想6Core
  • OS – CentOS 6 64bit
  • メモリ – 8GB
  • ストレージ – SSD 200GB

で、初期費用:8640円、月額利用料金:7776円/月でした。

そもそものスペックが異なるので単純比較は出来ませんが、同じメモリ量(8GB)比べるとVPSと比較するとVPSの方が安くなります。

アクセスが少なく、アプリケーションを沢山インストールする構成の場合、メモリ使用量が多くなりがちです。 また、アクセス数が多い場合は、CPU負荷が上がりがちです。

「CPU負荷が上がって同しようもないくらいアクセスが集まった時、専用サーバーに切り替える」というのが賢い選択だと言えます。 練習用やアプリケーションのテスト公開の場合は、VPSでやったほうが良いでしょう。